注目のトピックス -インフルエンザと予防接種 | 奈良市学園前駅の耳鼻咽喉科・アレルギー科『こばやし耳鼻咽喉科』

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インフルエンザと予防接種

普通のかぜとインフルエンザを混同してはいませんか。

普通のかぜはライノウイルスやコロナウイルス等の感染によって起こります。症状としては、のどが痛む、鼻がむずむずする、水のような鼻汁が出る、くしゃみや咳が出るなどが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはめったにありません。
一方、インフルエンザにかかると39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。更に、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。
更に、普通のかぜが流行しても死亡する人はあまり増えませんが、インフルエンザが流行すると、65歳以上の高齢者での死亡率がふだんより高くなるという点でも大きな違いが見られます。

インフルエンザは早めの予防が肝心です。流行すると予想される型のワクチンの予防接種を受けていれば、たとえ感染しても症状が軽くてすみます。また、毎年予防接種することでより効果がでてきますので、続けて接種されることをお勧めします。
インフルエンザワクチンの予防接種を行うことで、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。このワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれている株の合致状況によっても変わります。ワクチンの予防接種を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もし接種していたら約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)など)では、インフルエンザにかかった場合、症状が重症化しやすいので、受診の上、医師とよく相談されて接種を受けられることをお勧めします。ただし、アレルギーの既往のある方(特に、卵アレルギー)はアレルギーの検査をお勧めします。結果によっては、インフルエンザ予防接種ができない場合があります。また、インフルエンザではないかと疑われる場合、15分ほどの院内での検査で確定することができます。最近は、抗インフルエンザウイルス薬もあり、発症後48時間以内に服用することにより、合併症のないインフルエンザでの罹病期間を短縮することが確認されています。

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