注目のトピックス -予防接種 | 奈良市学園前駅の耳鼻咽喉科・アレルギー科『こばやし耳鼻咽喉科』
本年度のインフルエンザワクチン接種は終了しました。
本年度の新型コロナワクチン接種は終了しました。
当院では帯状疱疹ワクチン接種を行っています!
2024年7月1日(月)より接種費用の一部助成が始まります!
帯状疱疹は水疱瘡と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
身体の左右どちらか一方の神経に沿って、赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に現れ、強い痛みを伴うのが特徴です。
帯状疱疹の発症は、免疫機能の低下による水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化が深く関わっています。
近年、米国の調査によると、50歳以上で新型コロナウイルス感染症と診断された人は、診断されなかった人に比べて、帯状疱疹を発症するリスクが高くなる可能性があることが報告されています。
初期症状は、体の左右どちらか一方に皮膚の痛みや違和感、かゆみが現れます。
続いて、ピリピリと刺すような痛みの皮膚症状が現れ、夜も眠れないほど激しいこともあります。
帯状疱疹は、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
皮膚症状が治った後も痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。
さらに目、耳、顔にも症状が出ることがあります。
帯状疱疹の予防は、規則正しい生活習慣や適度な運動が大切です。
また、50歳以上の方は帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
当院でも、帯状疱疹予防ワクチンの接種を行っております。
ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
それぞれの特徴を比較した表でご確認ください。
製品 | 弱毒化生ワクチン(ビケン)
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不活化ワクチン(シングリックス)
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種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数・間隔 | 1回 | 2回 (2回目は1回目接種の2~6ヶ月後の同日の前日まで ※1) 例)1回目:7月10日接種 2回目:9月10日~1月9日まで |
効果 | 発症予防:50%(60歳以上) 神経痛軽減:30% |
発症予防:97%(50歳以上) 神経痛軽減:100% |
持続期間 | 5年程度 | 9年以上 |
特徴 | ・1回で済み安価 ・予防効果が低い ・効果の持続期間が短い |
・予防効果が高い ・効果の持続期間が長い ・接種部位の副反応が生ワクチンより強い |
費用 | ●助成対象となる方 4,500円×1回(助成額 3,000円) ●助成対象外の方 7,500円×1回 |
●助成対象となる方 17,000円×2回 (1回あたりの助成額(※2) 6,000円) ●助成対象外の方 23,000円×2回 |
※1 疾病または治療により免疫不全である等の帯状疱疹の罹患リスクが高いと考えられる方は、接種期間の短縮によりベネフィットが得られると医師が判断する場合、1回目接種の1ヶ月後から接種できます。
※2 2回目を決められた接種間隔で接種できなかった場合、2回目の接種は助成の対象外となります。また1回目を助成対象期間前に自費で接種した方で、2024年7月1日以降に2回目を接種する場合、2回目の接種については助成の対象となりますが、定められた接種間隔での接種に限ります。
【ご注意】ご予約・料金について
帯状疱疹ワクチンは、ご予約確定時に接種費用をお預かりし、予約された方のためにそれぞれ用意いたします。
・生ワクチン(ビケン): 4,500円(助成対象外の方は7,500円)
・不活化ワクチン(シングリックス):1回目の予約時に17,000円(助成対象外の方は23,000円)、2回目の予約時に17,000円(助成対象外の方は23,000円)をお預かりします。
奈良市では、2024年7月1日から50歳以上の方を対象に、帯状疱疹予防接種費用の一部助成が始まります!
7月1日以前に接種された接種費用については、助成対象外となりますのでご注意ください。
生ワクチンと不活化ワクチンの2種類からお選びいただけます。
それぞれ長所・短所がありますので、ご都合に合わせてお選びいただき、事前に予約してください。
予約の際は、ご希望のワクチンと接種日時をお伝えください。
ワクチンの助成・その他についての詳細は奈良市のホームページでご確認ください(「奈良市 帯状疱疹ワクチン」で検索できます)。
助成を受けられるのはどちらか一方のみで、生涯で一度きりです。